1958-06-07 第28回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
○説明員(田波幸男君) 業態者の性病をいかにして減少させるかという御質問でございますが、これは今のところ、警察の方からいろいろと連絡がありました者につきまして、性病がありました場合は、直ちに治療するという方法をとるということでございます。それ以上に衛生当局としまして、売春婦を、性病予防法の規定によりまして治療するという方法が、今のところ、ちょっとないのでございます。
○説明員(田波幸男君) 業態者の性病をいかにして減少させるかという御質問でございますが、これは今のところ、警察の方からいろいろと連絡がありました者につきまして、性病がありました場合は、直ちに治療するという方法をとるということでございます。それ以上に衛生当局としまして、売春婦を、性病予防法の規定によりまして治療するという方法が、今のところ、ちょっとないのでございます。
○説明員(田波幸男君) この売春防止法が実施されまして以来、性病対策といたしまして、今まで行われていたところの売春婦の集団的な検診というようなことが困難になってくるわけでございます。ほかの面につきましては、大体同じように進められると存じます。従いまして、この売春婦の集団治療にかわるべき方法ということを私どもとしては考えなければならないのでございますが、これにつきましては、接触者調査と申しておりますけれども
○説明員(田波幸男君) いわゆる売春婦の性病がどれくらい蔓延しておったか、あるいはこれからどうなるかということでございますが、最初に、過去における赤線地帯の女たちの性病の罹患率につきましては、ことしの一月から本年の三月にかけまして、いわゆる転廃業をする婦女子のうち三万六千人ばかりを対象にいたしまして、性病の健康診断を行なった成績があるのでございます。それによりますと、大体、三万六千七百六十二人のうち
○説明員(田波幸男君) 現在では保健所で療育相談というのをやつておりまして、そこに子供がそういうような肢体不自由児などがたくさん訪ねて相談を受けておるわけであります。それから一方又大人と同じように巡廻相談などをしておりますが、そこに又盲ろうあの子供たちが通つて来るわけです。そういうのから発見して行くのが一つと、それからこれはまだ十分やつておりませんが、将来は保健婦がほうぼうの訪問をやりますが、その折
○説明員(田波幸男君) 届出の具体的な数字は、只今資料がございませんので、申上げにくいのでございますけれども、最近母子手帳がいろいろな面で、非常に重要性を持ちまして、例えば配給とか、何とかという場合に、母子手帳がないと、非常に不都合なことになりますので、この母子手帳を、どうしても貰わなくちやならん。このために届出というものは、相当励行されておると思います。届出と同時に、母子手帳が交付されるという仕組
○説明員(田波幸男君) 妊婦の梅毒につきまして御質問がありましたが、妊婦の梅毒につきましては、目下の調査でありますと、妊婦梅毒は約三・四%に上つているという相当の数になつておりますために、妊婦の結核と同様一番重要な点ではなかろうかと考えております。これにつきましては、保健所の性病防止の係、或いは一般の開業医と連絡の上、この治療には非常に力を入れているところであります。統計によりますると、妊娠前期の梅毒
○説明員(田波幸男君) これはそういう施設の措置費は含まれておりません。これは全く健康診断に要する費用だけでありまして、そちらの費用は平衡交付金の中に入ることになつております。
○説明員(田波幸男君) 助産所でございますね。予定乏いたしましては助産施設は宮城、新潟、愛知、福岡という予定になつております。
○説明員(田波幸男君) 母子衛生課の所管に属する分を簡單に御説明申上げます。最初に母子衛生研究審議会費というものがございます。これは私共いろいろ仕事をやつて行きます上に、いろいろの方面から御意見を伺い、或いはお智慧を拝借しなければならない場合が多々ございますので、例えば産科或いは小見科の専門の方々、或いは農林省、安本というような諾官庁とか、或いは第一線で働いておられます保健婦、保健所長、或いは民生委員
○田波説明員 結核花柳病豫防の見地から、ぜひこの種の檢査は必要であります。それには現行の國民體力法を改正して實施する必要がありますが、この法律は戰時中つくられたもので、多分に全體主義的色彩が強いので、改廢する方針でただいま準備中であります。結核豫防法と併行してかかる檢査の實施につとめたいと考えております。 —————————————